ご相談内容

被害者 30代 会社員 男性
部位 頸椎
傷病名 頸椎捻挫
後遺障害等級 14級
最終獲得金額 350万円

相談者は、当初はご自身で相手方保険会社と交渉しておられたのですが、14級の後遺障害認定がなされたにも関わらず逸失利益も支払わない相手方保険会社(担当者)の対応に不満をもって相談にこられました。事故から2年近くが経過していたにもかかわらず、未だ解決に至らないことについて、非常に不満を抱えていた事案です。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 14級 14級
入通院慰謝料 75 108 33
休業損害 0 0 0
逸失利益 0 137 137
後遺障害慰謝料 75 101 26
合計 150 346 196
単位:万円

まずは、事故状況、治療の状況等をしっかりとお聞きし、相手方に請求できる賠償金の内容や金額について丁寧な説明を心がけました。こちらから請求する金額、想定される示談金額についても説明し、ご納得頂くことができました。その上で、できるかぎり早く解決したいとの依頼者の希望をかなえるため、ご依頼を受けたその日から相手方保険会社との交渉を開始し、早期に解決することができました。約200万円の増額という結果にもご満足頂けました。また、弁護士費用や弁護士との委任契約書等についても、丁寧な説明を心がけ、納得頂けました。

所感(担当弁護士より)

依頼者の希望(早期に解決したいか、できる限り多くのお金を回収したいか等)や不満(相手方保険会社への不満等)を正確に聴き取り、可能な限りその希望を叶えるためには、初回の相談が重要だと考えています。初回の相談で十分な事情を聞き取り、適切なアドバイスができれば、その後何度も事務所に足を運んで頂く必要もなくなります。この依頼者の方にも、依頼者の仕事が終わった後の十分に時間が取れる日時をご予約して頂き、しっかり事情をお聞きすることができました。それが結果的に早期解決に繋がったのだと思います。また、交通事故事案では、相手方保険会社の担当に対して強い不満を感じている方が多くいらっしゃいます。そのような感情にも配慮して、十分話を聞くことが大事だと考えております。