ご相談内容

被害者 40代 女性
部位 顔面
傷病名 顔面醜状
後遺障害等級 なし
最終獲得金額 150万円

相談者は、自転車で路上を直進走行していたところ、前方から対向してきた自転車が右折した際にブレーキが間に合わず衝突してしまった。過失割合や後遺症について争いになり、訴訟を提起することとなった。

サポートの流れ

相手方は相談者の前方不注意などを主張したが、事故態様や周囲の状況から相手方が急にハンドルを切ったことに大きな原因があるという心象を裁判所に持ってもらうことができた。

その上で過失割合については相談者にとって比較的有利な割合で和解協議を裁判上進めて行くことができた。

解決内容

後遺症についても事故直後の診断書の記載内容や現在の容貌などを主張立証することにより、裁判所には顔面醜状が14級相当の後遺症であるという認定のもと、和解案を出してもらうことができ、無事双方ともに納得の上で和解成立とあいなった。

所感(担当弁護士より)

訴訟に移行した場合、判決まで至るよりも和解で解決できた方が好ましいケースが多い。

そのためには裁判所に有利な心象を形成してもらう活動が必要不可欠となり、そういった活動こそ経験豊富な弁護士に依頼する意味合いがあるといえる。