ご相談内容
被害者 | 30代 女性 |
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部位 | なし |
傷病名 | なし |
後遺障害等級 | なし |
最終獲得金額 | 115万円 |
人身事故のご相談でした。通院は既に終了しており、保険会社から示談金額の提案があった後、ご相談にいらっしゃいました。
慰謝料については問題なかったのですが、事故時に着ていた衣服(ダウンジャケット)が高価なものであり、破れて使えなくなったため、その損害を請求したいとのことでした。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | – | ||
入通院慰謝料 | 60 | 60 | 0 |
休業損害 | – | – | 0 |
逸失利益 | – | – | 0 |
後遺障害慰謝料 | – | – | 0 |
物損額 | 50 | 55 | 5 |
合計 | 110 | 115 | 5 |
単位:万円 |
ダウンジャケットの時価額を算出するために、購入時のレシートがあれば良かったのですが、すでに廃棄してしまっているとのことでした。
解決内容
相談者から聞き取りを行ったところ、クレジットカードで購入したということが分かりましたので、クレジットカード会社に購入履歴を請求し、ダウンジャケットの購入日や、購入金額を確認できたため、保険会社に請求したところ、購入金額の大部分が認められました。
所感(担当弁護士より)
ダウンジャケットの購入金額が全額認められたというわけではなく、購入後2年ほど経過していたため、購入金額の一部は償却されているとして、減額されております。
一般に、着衣損害においては、修復金額と、時価額(但し一部償却したもの)とを比較して、低い方の金額が認められることとなります。